
不起訴=無罪? 市長の言い分が通るなら、佐野市役所は「無法地帯」になってしまいます。
こんにちは、鈴木やすひろです。
毎日暑い日が続きますね。私も先日、地元のラーメンショップでラーメンとカツ丼をかき込んでスタミナをつけてきましたが、皆様も夏バテなどされていませんでしょうか?
さて、スタミナをつけて頭が冴えてくると、どうにも見過ごせないニュースが目に飛び込んできました。今日は、佐野市民の皆様に「これだけは知っておいてほしい」という思いから、少しだけ真面目な話をさせてください。
先日、金子佐野市長が百条委員会での偽証容疑について「嫌疑不十分で不起訴」となったという報道がありました。
これを見て、「ああ、市長は無罪だったんだ。何も悪いことはしていなかったんだな」と安心された方もいるかもしれません。
しかし、元市議会議員として、はっきりと申し上げます。
「不起訴(嫌疑不十分)」は、「無罪」ではありません。
刑法や刑事訴訟法において、「嫌疑不十分」とは、検察官が「犯罪の疑いはあるが、刑事裁判で有罪を勝ち取れるだけの客観的証拠が十分に揃わなかった」と判断した状態を指します。つまり、「疑惑は晴れていないが、証拠不足で裁判の土俵には乗せられなかった」という結果に過ぎないのです。
そして、私が皆様に一番お伝えしたいのは、この「不起訴」という結果以上に、行政のトップとしてあり得ない「致命的な矛盾」が放置されている事実です。
百条委員会で、市長は指定管理者の公募条件の不可解な変更について「自分が指示したわけではない」と否定しました。
なるほど。市長の言い分を信じるとしましょう。
そうだとすれば、あの重大な決定は、「現場の部下が、市長の許可もとらずに勝手にやった」ということになります。
ここで、皆様の職場や会社を想像してみてください。
もし、部下が社長の許可もとらずに、会社の入札条件や重大なルールを勝手に書き換えていたとしたら……どうなりますか?
当然、大問題になり、その部下は何らかの厳しい「処分」を受けるはずです。
しかし、金子市長は今日に至るまで、その「勝手にやったはずの部下」を一切処分していません。
「市長の許可を取らずに部下が勝手に行動した」と主張するのであれば、なぜその部下を処分しないのでしょうか?
答えは二つに一つしかありません。
本当は市長自身が指示を出していたか。
あるいは、部下の重大な独断専行を咎めることもできないほど、佐野市役所のガバナンス(組織統治)が崩壊し「無法地帯」になっているか、です。
「不起訴になったから一件落着」。
もし、このような無理のある論理で幕引きが図られるのであれば、佐野市の未来は極めて危ういと言わざるを得ません。
市民の皆様には、見出しの言葉だけで判断するのではなく、その裏にある「行政のルールの矛盾」に、どうか目を向けていただきたいと思います。
異常な暑さが続きます。私もまたカツ丼を食べて英気を養い、佐野市政の監視を続けてまいります!
鈴木やすひろ
